ロングライドで大活躍するアピデュラの防水サドルバッグのインプレ。
大容量でしっかりと固定もできる使い勝手のいいサドルバッグでした。
アピデュラ防水サドルバッグのメリット・デメリット
どんなアイテムもメリットデメリットがありますが、それぞれ把握したうえで自分の用途に照らし合わせて検討すれば買い物に失敗しません。
ここではアピデュラの大容量防水サドルバッグのメリット・デメリットをまとめて紹介します。
GWに敢行したトータル500km超のロングライドで使用してみて気づいたこともあるので参考にしてください。
デメリット

- フレームサイズに気を付けよう
- 着脱が面倒
- 頻繁に使うものではない
私の使用しているレギュラーサイズ(17L)は一番大きなサイズなのでフレームサイズによっては後輪と干渉してしまって使えないことも考えられます。
小柄な女性やお子さん、サイズに心配のある方はシートポストの突き出しの長さなどをしっかりと測ったうえで購入しましょう。
他2つも大容量サドルバッグに共通したデメリットですが、着脱は面倒ですし、17Lという大きなサイズは頻繁に使うものではありません。
お財布と相談して購入しましょう。
メリット

- 背中に背負わない開放感
- 防水
- 想像以上の安定感
大容量のサドルバッグを使う一番のメリットは開放感・快適なサイクリングです。
バックパックを背負うことによるストレスは大きく、何も背負わないでサイクリングできることによる開放感に改めて感動。
防水加工された生地に加え、縫い目も防水加工されているため突然の雨でも着替えや荷物が濡れることはありません。
大きなサドルバッグは安定感を犠牲にしてると思われがちですが、ダンシングしない限りペダリングに影響しません。
アピデュラ Dryサドルバッグレギュラー【インプレ】
残念だったところ
まずは残念だったところから。
荷物の詰め方にコツがいる
コツといえるほどたいそうなものでもありませんが、必ず重くて使用頻度の低いものを先にパッキングしましょう。
面倒がって適当に詰め込むと形をキープできずに真ん中あたりで重力に負けます。
その結果バッグとタイヤが接触、気づかずにしばらく走っていたらタイヤの擦れた跡が落ちなくなりました。
面倒でもしっかりとパッキングの順番を考えましょう、私はちょっとした気遣いが足りませんでした。
ダンシングは厳しい
1日200km、道中1000m越えの山2つを上った日もダンシングなんてせずにひたすら軽いギアを回してましたが気になったので少しだけダンシングも試しました。
もともとダンシングが下手なのもありますが、やはり重い荷物が入っていてかなり飛び出しているのでいつも以上に車体が安定しませんでした。
大型のサドルバッグ使うならダンシングはせずに軽いギアで地道に上りましょう。
よかったところ
大容量
- ロングライドの時の荷物も
- まだまだ余裕
Dryシリーズのサドルバッグは3つのラインナップが用意されています。
- コンパクト:9L
- ミディアム:14L
- レギュラー:17L
私の使用しているレギュラーは17Lもあり、バックパックとほぼ同じ容量があります。
これだけあると心配症で荷物が多くなってしまう私でも余裕があり、心にもゆとりが持てます。
もし、コンパクト(9L)を検討しているなら新しいレーシングシリーズにも9Lサイズがあるのでそちらも検討してみてください。
ロールトップ式
- まだまだ余裕
- まだまだ余裕あり
ロールトップ式なので荷物の量に合わせることができますし、くるくるしてギュッと圧縮すれば空気も抜けてさらに小さくできます。
サンダル挟んでおくのに便利

ビンディングで歩き回るのは疲れるし、漕ぎ終わったら楽になりたいのでサンダルを持っていくのがおすすめ。
写真のように挟んでおけばすぐ履き替えられるし、締めたり緩めたりも簡単にできます。
防水バッグ
宿泊込みのロングライド、特に山も走るとなると雨に打たれる可能性が高くなります。
着替えに充電器など濡れてしまうと困るものも防水バッグなら安心です。
さらにジップロックなどで小分けにするとパッキングも楽になっておすすめ。
アピデュラの大型サドルバッグにはノーマルタイプとDryタイプがリリースされていて、ノーマルでもそこそこの防止性能がある、というレビューを見かけます。
私もこういうレビューを見ると少しでも安く抑えたくなってしまいますが、スマホやバッテリー、カメラ等守ることを考えると数千円余分に出費しても防水仕様を選んだほうが後悔しないでしょう。
ロングライドに向けて大容量サドルバッグの購入を検討している方はぜひアピデュラのDryシリーズも選択肢として考えてみてください。
