ロードバイクは洗車してチェーンをピカピカにしたらチェーンオイルを注さないといけません。
チェーンオイルは滑りをよくするだけでなく、錆と摩耗を防いでチェーンを長持ちさせる役割があります。
ということでロードバイクで使うチェーンオイルをタイプ別に比較して選び方の参考にしてもらうための記事になります。

目次
【ロードバイク】チェーンオイルの種類を比較
最近のチェーンオイルは様々な種類が販売されていますが、基本はドライとウェットの2つのチェーンオイル。
慣れてきたらセラミックなど他のタイプのチェーンオイルを試してみるのもアリですね。
チェーンオイルの種類:ドライ
粘度 | サラサラ・低粘度 |
---|---|
耐久性 | 200km |
頻度 | 月2~3回 |
メリット | 汚れが付きにくく、扱いやすい万能型 |
デメリット | 雨で油が落ちやすい |
ドライタイプのチェーンオイルはオイル自体がサラサラですぐに乾きます。
そのおかげで汚れが付きにくく、チェーンやスプロケットが黒くなりにくいチェーンオイルです。
ドライタイプはとにかく扱いやすく、「チェーンオイルの選び方がよく分からない」という方はとりあえずドライを選んでおけば間違いありません。
チェーンオイルの種類:ウェット
粘度 | ドロドロ・高粘度 |
---|---|
耐久性 | 300km |
頻度 | 月1~2回 |
メリット | 雨にも強く、防錆効果が高い |
デメリット | 乾きにくく、飛び散ってスポークなど汚れやすい |
ドライタイプのチェーンオイルはオイル自体がサラサラですぐに乾きます。
そのおかげで汚れが付きにくく、チェーンやスプロケットが黒くなりにくいチェーンオイルです。
ちゃんと乾かしたつもりでもしっかり拭き取らないとスポークやホイールに飛び散ったりして、最初のうちは取り扱いがやや難しい。
チェーンオイルの種類:セラミックウェット
粘度 | トロトロ |
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耐久性 | 400km |
頻度 | 月1回 |
メリット | 雨に強く、かなり長持ち |
デメリット | 400km走るころにはかなり汚れている |
セラミックウェットのチェーンオイルはそのままずばりウェットタイプの中にセラミック粒子が配合されているチェーンオイルです。
耐久性の高さが魅力的ですが、ウェットタイプなので汚れやすい。
400km走るころには真っ黒になってしまうのでよく拭き取るなどの対策が必要です。
チェーンオイルの種類:セラミックワックス
粘度 | 超サラサラ |
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耐久性 | 150km |
頻度 | 月3~4回、雨の後必ず |
メリット | 最高の潤滑性能でありながらとても汚れにくい |
デメリット | 極端に雨に弱い |
セラミックワックスタイプのチェーンオイルは極小セラミックの粒子が配合されたワックスをチェーン表面に塗布します。
オイルとは扱い方も違うので要注意!
雨に打たれると粉状のセラミックが全部流れ落ちてしまうので使い方は限られてしまいます。
チェーンオイルの選び方
乗り方、使い方、メンテナンスの頻度によっておすすめのチェーンルブは異なりますので、それぞれの特徴に基づいて選び方をまとめてみました。
チェーンオイルの選び方の参考にしてください。
チェーンオイルの種類 | 選び方、こんな人におすすめ |
ドライ | 晴れの日限定、こまめなメンテナンス、初心者 |
ウェット | 雨の日、オフロード、注油回数減らしたい |
セラミックウェット | レース、長距離、雨の日 |
セラミックワックス | 晴れの日限定、とにかくキレイを保ちたい |
チェーンオイルの基本となるドライとウェットを比較するとこのようになります。
ドライ | ウェット | |
粘度 | サラサラ・低粘度 | ドロドロ・高粘度 |
耐久性 | 200km | 300km |
頻度 | 月2~3回 | 月1~2回 |
メリット | 汚れにくく、扱いやすい | 雨に強く、防錆効果が高い |
デメリット | 油が落ちやすい | 汚れやすい |
【ロードバイク】分かりやすいチェーンオイルの比較・選び方|まとめ
本記事は「【ロードバイク】分かりやすいチェーンオイルの比較・選び方」について書きました。
雨の中走る予定がなければドライタイプのチェーンオイルを使っておけば大丈夫です。
いきなりウェットのチェーンオイル使うと悲惨なことに。

以上、そら(@sora_roadbike)による「【ロードバイク】分かりやすいチェーンオイルの比較・選び方」でした。