ロードバイクを買ったはいいもののフロントライトの選び方に困っている初心者ローディの皆さんのために【乗り方】を基準にしたフロントライトの選び方を紹介します。
目次
ロードバイクに乗るならライトは必需品
ロードバイクに乗るならライトは必需品。
夜道だけでなく、トンネルや山道など見通しの悪くなる道を走るときはライトが必要になります。
ライトはケチるな
「フロントライト」と一口に言っても様々なライトがあり、明るさが違えば耐久性、点灯時間、防水性能も違い、価格もピンキリ。
安くてしっかりとした製品テストを行っているライトもあれば、安かろう悪かろうのライトもあります。
単に「安い」からと飛びつけば重大な事故につながる可能性も。
充電式と乾電池式
フロントライトには充電式と電池式がありあり、どちらも一長一短。
充電式 | 電池式 | |
メリット | 小型・軽量 | 長持ち・電池交換が容易 |
デメリット | 使用時間は短い | 本体サイズが大きい |
スマホの普及でモバイルバッテリーを持ち歩くのが当たり前となってきている現在では小型・軽量の充電式フロントライトが人気。
ただし、ブルべに出る際などはトラブル回避のために電池式ライトが好まれる傾向があります。
乗り方で選ぶフロントライト
初めてロードバイクを手に入れたらライトも買わなければなりません。
様々なフロントライトが販売されていて、
となっている方はフロントライト選びの参考にしてください。
通勤・通学

通勤通学でロードバイク・クロスバイクに乗る方は明るめのライトが必要。
おすすめは400ルーメン以上のライト。
帰宅時間が遅くなった場合だけでなく、冬の夕方や朝早い時間帯など、暗い道を走る機会が多くなります。
また、通勤・通学の時間帯は急いでいる車、歩行者が多く事故の危険性大。
こちらの視認性を高めておくことで車、歩行者からも気づかれやすくなり事故にあいにくくなります。
ゆるポタ・街乗り【~50km】
- めがね橋
- 峠の釜めし
ゆるポタ・街乗り・グルメライドで「ちょこっとお出かけ」程度なら大きくて明るいライトは不要。
最低限の明るさがあればいいので200ルーメンくらいがおすすめ。
薄暗い林道などで点滅させておくだけでも安心感があります。
予定外でトンネルに入ってしまった時など、暗い場所の場合は点滅ではなく点灯にする義務があるのでご注意を。
プチ旅行【50~100km】

自転車で50km以上走れば十分プチ旅行といえます。
仲間と美味しいお店をはしごしたり、景色の良い道を走ったり。
出発する時間や休憩、観光する時間を考慮すると「ちょっと暗くなりそうかも」という場合には400ルーメン以上のライトを準備しておきましょう。
長いトンネルを走る場合や日が落ちてからの走行はとても危険。
暗くなってから走る可能性があるならしっかりと準備して走りましょう。
と思うかもしれませんが5000円をケチって事故にあったら後悔します。
日帰りロングライド・ツーリング【100~200km】

日帰りロングライドで暗くなってからの帰宅が明確な場合は最低でも800ルーメン以上のライトを使いましょう。
800ルーメンで点灯させ続けるということではなく、基本は400、真っ暗な道は800という風に使うのがおすすめ。
400ルーメンにすればバッテリー消費を抑えて長時間の点灯が可能に。
特にキャットアイのフロントライトで言えば、同じ400ルーメン出力でもvolt400で400ルーメン出し続けるよりも、volt800で400ルーメン出し続けたほうが長持ちです。(バッテリー容量が違う)
ブルべ・宿泊ツーリング【200km~】

ブルベや宿泊込みのツーリング、バイクパッキングをしての自転車キャンプなど簡単に自宅に帰ることができない状況も考えられる場合は乾電池式がおすすめ。
乾電池式なら点灯時間がかなり長く、点かなくなっても近くのコンビニで電池を買えばまた走り出せます。
ブルベ等に参加するなら当然予備ライトを持っていくはずなので電池式のライトを1つ持っておくと安心。
