ヒルクライムってただツライだけじゃないですよね。
達成感や休憩中ののんびりと流れる時間、ふと現れるキレイな景色など気持ちのいいものでもあります。
しかし、ヒルクライムはかなりの頻度で虫刺されに遭います。
ということでヒルクライムで気を付けたい虫と防虫・虫よけアイテムを紹介。
山で気を付けたい虫
アブ・ブヨ
川など水辺の近くは要注意。
ハエやミツバチに似た見た目、手で追い払ってもしつこく刺そうとしてくるやっかいな虫。
厳密にいうと”刺す”のではなく”噛み切る”のでやられたときは痛みを感じて気づきます。
スズメバチ
長野県松本市では自転車レース中に61人がスズメバチに刺されてニュースになったこともありました。
スズメバチは5~11月が活動時期、冬以外は活動期。
スポーツ飲料などの甘い匂いがスズメバチを刺激するのでロードバイクに乗るときは要注意。
黒や濃い色に反応するので白や淡い色のジャージを持っている場合は積極的にそちらを着てください。
蚊
雨の降った後や湿気の多い山中はウジャウジャ飛んでます。
デング熱やジカ熱など感染症で騒がれることもありますが日本の蚊は比較的害は少なくただ”かゆい”だけの場合がほとんど。
とはいえ刺されたくない。
ヒルクライムするなら使いたい虫除けアイテム
虫除けスプレー
虫除け成分ディートが濃度30%(国の認可が下りてる最大濃度)の虫除けスプレー。
皮膚にスプレーしても汗ですぐ流れてしまうのでジャージやサイクルキャップにスプレーしておくのがおすすめ。
どこでもベープ
TOKIOのCMでおなじみのどこでもベープ。
颯爽と走っている間には効果が期待できませんが、休憩中はスイッチをオンすると虫に追い立てられることなくゆっくり休めます。
虫よけリング
手首や足首を通してつけておくだけの虫よけアイテム。
効果は半径約30cmと狭めなので「露出している腕や足だけ守れれば大丈夫」という風に割り切ればかなりおすすめ。
邪魔にならず濡れても効果は変わらないのでローディにとってはとてもうれしい虫よけアイテムです。
スマホアプリ

効果のほどは定かではありませんが、ないよりはマシだと思って無料の虫よけアプリで高周波の音を出しながら走ることも。
サロンパス
虫よけスプレー以上に虫除け効果が強いとも言われているサロンパス。
疲労も和らげてくれるので一石二鳥です。
スプレータイプで体や服にスプレーしてもいいし、貼るタイプを帽子のつばに貼って使ってもよし。
と教わりましたが登山と違ってサイクルキャップのつばは小さいですし、つばを上げたときサロンパスが貼ってあるとダサいのでスプレータイプがいいかと思います。
皮膚が弱い方はサロンパス貼って汗かくと炎症を起こすので注意
長袖ジャージを着て対策するのが1番効果ありますが「真夏に長袖なんて無理」という方も多いと思うのでぜひ、どれか1つでも対策してヒルクライムを楽しんでください。